オーシャン東九フェリーの「フェリーびざん」で徳島へ
「オーシャン東九フェリー」で,北九州から徳島まで「フェリーびざん」に乗りました。閑散期だったせいか,当日電話予約で2等洋室が取ることが出来ました。
車でなかったので,送迎があるというJR門司駅へ。時間少し前に改札を出ると,フェリーの旗を持ったおじさんが。声を掛けると前払いでチケットをもらい,時間まで待ちます。他に年配の方も一緒のようです。時間になると案内が始まり,駅から出てすぐ前に止めてあるタクシーへ乗り込みます。おじさんはタクシーの運転手さんでした。この日は自分を入れて3人。5人以上だったらもう1台となるのだろうか。あちこち旅行している年配の方とタクシーの運転手さんとの話を聞きながら,揺られること約30分で新門司港へ到着。いかにも港というところで今日乗るフェリーびざんが泊まっています。
窓口にてクレジットカードで支払いを済ませ,待合室へ。とても昭和感が漂います。貨物が中心で人はおまけのこの航路で待合室が満室になることはあるのでしょうか・・・
しばらく待った後,いざ乗船へ。今宵の宿は2等洋室。カプセルホテルみたいな場所ですが,閑散期で20人部屋に2人のみ。がらがら。貴重品をコインロッカーに預けようとしたら,小さいロッカーは100円リターン式で無料だが,大きめロッカーは数百円の有料!なんとせこい・・・
船内は新造船ということもあってとてもきれい。バリヤフリールームもあり,細かい所に配慮が行き届いている。
食堂がないので自販機も充実。ジュース・ビールや,冷凍うどん・おにぎりなども売っていて,食べ物を買い忘れても大丈夫。味は可もなく不可もなくなので,旅気分を味わいたい方は事前に駅売店でお弁当を買っておくと良いかと。
食べて,ビールも飲んだ後は,お風呂へ。こちらもとてもきれい。シャンプー・リンス類はあり,タオルを用意出来ていれば完璧。タオルを忘れても,船内の自販機で200円ほどで購入できる。
揺れが強い日は安全のため,閉鎖になるみたい。
航路はTVモニターで確認できる。さすが瀬戸内の波にも,ITの波にも,乗っていますな。
瀬戸大橋は午前3時台,明石海峡大橋は7時頃に通過とのことで,明石海峡大橋を目指して活動開始。大鳴門橋の下を取って渦潮が見えるのかと期待したけれど,大型船が通れないのか,明石海峡まで遠回りする模様。
うとうとしているうちに徳島港へ到着。のんびりしているとあっという間でした。
このフェリーは人より荷物が優先なので,着岸後,なかなかボーディングブリッジがつなげられません。。。15分ほどトラックの荷物の出し入れを眺めてようやく下船開始。下船後は徳島駅直行の徳島市営バスで15分ほどで徳島駅に到着!
そういえば,このフェリー,大塚製薬のポカリスエットのCMにも使われたフェリーでした。スケールの大きいCMで,操舵室の上あたりでダンス撮影したようです。手すりもないので結構怖いような・・・