ベトナム航空利用時にゴールドメダリオンでラウンジを使えるのか？（２０１７年夏）
2017年8月，ベトナムへ行ってきました。急に決まったため，航空会社は最も安かったベトナム航空に。ベトナム航空は「スカイチーム」というアライアンスに所属しており，以前，デルタ航空に載るときに作った「デルタスカイマイル・アメリカンエキスプレス・ゴールドカード」で，「スカイチーム」の上級会員「ゴールドメダリオン」の威力を発揮しようと思いました。
何が良いかというと，
- 専用チェックインカウンター：Sky Priorityと書かれた主にビジネス・ファーストクラス用の上級会員・クラス専用のチェックインカウンターでチェックインできる！待ち時間はエコノミーの長蛇の列の1割くらい。
- 専用セキュリティーレーン：日本ではあまりないですが，こちらもSky Priority専用のセキュリティーレーン（手荷物検査）で，さくっと通り抜けられます
- 専用入出国審査：こちらも日本ではあまりないですが，時々，Sky Priority専用の審査場所があります
- ラウンジ：待ち時間をゆっくり過ごせるラウンジ。飲み物はもちろん，食事までできることが多い
- 優先搭乗：長蛇の列に並ばずにさくっと搭乗
- 優先預託荷物の返却：到着地で早く荷物が戻ってきます
といった利点があります。特にチェックイン・ラウンジはとてもありがたく，２時間前についてささっとチェックインしてラウンジでくつろぐ，という利点があります。
そんな中，出発前に調べていたら，「ショック！ゴールドメダリオンなのにラウンジが使えなかった！ 」という記事を見つけ，げんなり。今回は乗り継ぎもあるし，少しでもゆっくりできればと思っていたためです。
すでに発券も済ませていたので，そんなことを考えても仕方がないため，ラウンジは諦めて出発へ。
当日，関空へ。まずチェックインカウンターから。Sky Priorityはがらがら。さくっとチェックインします。
事前に座席指定をしていたのですが，キャンペーンで，ゴールドメダリオンはプレミアムエコノミーにしていただく。そして・・・
ちゃんとラウンジの招待券をもらえました！！！
関空でスカイチームのラウンジがないため，JALの「サクララウンジ」へ。不思議な気分でラウンジに入り，JALにもワンワールドにも乗らないのに，サクララウンジ名物のラウンジカレーをいただきました（笑）
ラウンジ入れるのなら，朝飯抜いてくれば良かった・・・そんな貧乏くさいことを考えていたら搭乗へ。
優先搭乗させていただきます。
関空でラウンジに入れた。もしかして，乗り継ぎのホーチミンでもラウンジに入れるのではないか！？と頭をよぎった。が，昨年，JAL→ベトナム航空の乗り継ぎでラウンジに入れなかった思い出も同時に思い出したため，「ベトナム国内線を利用するときはラウンジ利用できない」と思い，諦めた。
ベトナム国内線での乗り継ぎには，４時間ちかくあったため， ホーチミン空港を出てすぐのスタバでお茶して時間を調整するも，１時間でwifiのアクセスが切れ，搭乗口付近でのんびりしようとホーチミンの国内線のセキュリティチェックへ。中を物色したあと，1年前のJAL乗り継ぎではNGだった「ロータスラウンジ」へ突撃。
入り口のお姉さんは皆親切で，ベトナム国内線の搭乗券を見たのち，どこから来たか？他にチケットを持っているか聞かれ，関空からのベトナム航空のチケットを見せると，すんなり入ることができました。拍子抜け。
中には，水・缶ビール・ジュース・コーヒー，食事ができるもの，フォーもどき，果物が揃っており，乗り継ぎの待ち時間に夕食を済ませることができました。箸や皿が時々少し汚れていたりするので，よく見て選ぶ方が良いでしょう。
中でwifiも利用でき（入り口などにwifiパスワードが掲示されている），出発状況もモニターで表示してくれます。また，搭乗が始まったり遅れが出ると，ラウンジのお姉さんが英語とベトナム語でアナウンスしてくれるので，それを頼りにしているとちょうどよいです。中にトイレもあり，結構きれいな方でした。さすがビジネスクラスラウンジ。
帰りも国際線搭乗時に使えたため，
というルールなのかもしれません。ラウンジ以外の専用チェックインカウンター・専用入出国（ホーチミン）・優先搭乗・優先荷物受け取りは問題なく利用できました。ベトナム航空は，長期路線にはなんと最新機材をA380とB787の2種類導入して，新しい飛行機で快適でした。が，食事がなかなか出てこなかったり，片付けられるのが遅かったりと，ソフト面が追い付いていない感じがします。これからに期待です！
[2017/10 追記] ２０１７秋の情報を別記事に書きました。
